サケ釣り

ruger2007-11-16

 本日、宮城県で初めてのサケ釣りが解禁されました。
 河川のサケは特別な採補許可を取った人のみが人工ふ化放流事業を行うために獲ることができる魚であり、一般の人が「釣り」をするなどもってのほか、という魚です。とはいえ、卵を獲った後の身はいまいちおいしくないですし、そもそも、採補する量は予定尾数が決まっているので、それ以外はいらない、という面もありつつ、密漁防止のため、全てのサケを捕らなくてはならないという、非常に面倒な状況に置かれています。その打開策として、近年サケ釣りを目玉にする例が各地で見られます。その理由付けとして「有効利用調査」という名目をもうけて、特別に、決まった日に「臨時」の「調査員」を任命して獲ってもらうという方法が編み出されました。
 いや〜、頭ではわかっていても、こうやって書いてみると訳がわからいですね。
 ちなみに、町の公式サイトはこちらです。
 で、懇意にしている方から、この有効利用調査実現までの道のりを伺って、さらにうなってしまいました^^;
 川のサケの世界はなかなか一筋縄ではいきません。
(ちなみに写真は、栄えある第一号を釣り上げた方の勇姿です。県内ほぼ全てのマスコミが取り囲み、おえらさん方も混じってのなかなか美しい光景でした)