初体験

ruger2007-09-17

 いや、なにが初かといえば、本日は志津川の調査だったのですが、場所が私の職場だったのですね^^
 現在フィールドにしている志津川ですが、今回、どうしても伺いたい話があって、話者を捜していたところ、出身の方が仙台にいて、その人がいいのでは、ということなりました。お願いしたところ、なんと出向いて頂けるとのこと。
 まぁ、調査そのものはごく普通のインタビューなのですが、自分の場所で調査をしてみてわかったのは、お茶って大事だということです。
 調査に行くと、お茶を出してもらい、数時間の調査だと結構な杯数になるのですが、これが話っぱなしの口を湿らせる効果とともに、案外話のアクセントになっているのですね。調査をする側は、限られた時間ということもあり、どんどん質問をするのですが、お茶があることで、間をとったり、話を変えたりする効能があるようです。今回、お茶を出す側になってみると、はじめにお出しはしたのですが、後はずっと話っぱなしになってしまい、結果としてはえらい情報量に。
 調査成果という面で、私にとってはよかったのですが、間に話の腰を折って中断するのはなかなか難しいですね。もう少し余裕をもった聞き書きができるようにならねば、と後で反省しました。
 Mさん、本当にありがとうございました。
(写真は、民具学会の弁当。会津の食材・料理がいっぱいのものでした^^;)