気仙沼のサメ

サメ規制議論にヤキモキ ワシントン条約会議 気仙沼
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041008-00000008-khk-toh


 ワシントン条約加盟国会議でホオジロザメの商取引の規制について話されており、気仙沼のフカヒレ業者などが気をもんでいる、という記事です。
 気仙沼に限らず塩竃などではフカヒレの生産が盛んで、ヨシキリザメ*1などのヒレを使っています。また笹カマなどの原材料としても使われています(最近は高級化に伴ってあまり使われていないようですが)。ということで、今回はホオジロザメですが、今後サメの全面的な規制を危惧しての記事、ということのようです。緊急、という話ではないのですが。生物保護と生業との関わりは難しいものだと感じます。
 私が興味を持つサケも、河川では捕獲禁止魚類になっていますし(これは性格が異なりますが)、こうした規制が地域文化としての漁業や加工とどのように結びつければよいのか、という点はいろいろと考えることが多くあります。
 一応、記事のコメントを見ると「地元経済への影響が大きい」というレベルで止まっていますが、今後のどのような動きになっていくのか。
 ひとまず今日時点では今後どうなるのか要注意かな、というレベルなのですが紹介まで。

*1:追記です。本日のNHKニュースを見ていたら、松島水族館にてヨシキリザメの展示を始めたとのこと。なんでも壁に当たることが多いため水槽での飼育が難しい魚なんだそうです。さらにおまけで、ヨシキリザメは背が青く、その姿から海の貴婦人と呼ばれているとのこと。情報まで