石臼準備中

　明日は体験教室”月見団子つくり”です。そう、そろそろ十五夜なんですね。今年は２８日になります。
　ということで、石臼を蔵から出してきました*1。教室では餅米を臼で曳き、ダンゴを作ります。それだけでは寂しいので、大豆を曳いてきな粉をつくりも一緒に行います。今年はどんなお味に仕上がるのか。
　しかし、石臼で粉を作ると本当においしくできあがります。市販の餅粉でも作ってみるのですが、市販品は木目が細かすぎて、かえって食感がなくなっています。臼を使うと本当にいい具合に仕上がるので、毎年の参加者にも結構人気があります。（こういうことを知ってもらうのが一応教室の目的でもあるのですが、^^;）

*1:ちなみに、写真に写っている臼が二つありますが、上のものが古い石臼で、下のものが博物館で設計図を作って制作してもらった中国製です。新しい方が見た目もきれいですし、扱いもよいのですが、いかんせんよい粉ができるのは古い方です。このよい石臼を作る技術、というのもなかなか奥深いもののようです。