恐竜展2

ruger2004-08-14


 本日も飽きもせずミュージアムパーク茨城県自然博物館で恐竜展です。
 こちらも中国出土の化石をメインに据えた展示なので、昨日の幕張のものと結構近い構成になっています。展示そのものも、素人目には似ているような(同じ資料の複製が展示してあったり)。
 幕張はティンラノサウルス(これってティラノサウルスとは違うのかな)の顎の強さの体験とか、恐竜の大きさや強さを体験できるコーナーが充実しており、興味を持ちました。こちらは、パネルや資料をじっくりみせるというスタンスの違いはありますが、なかなか充実した内容で、飽きずにみることができました。
 また、どちらにもクリーニング(化石を石から取り出す作業)の実演コーナーがあり、幕張では中国人の方が作業をしていて、後ろの白板を見る限り、自研修室を移動してきて作業をしている感じだったのに対し、茨城では似たような雰囲気なのですが、マイクをつけたスタッフが解説をしながら作業をしており、見せるという点ではこちらのほうがわかりやすい印象でした。その分、説明がはじまると人だかりとなるため、じっくりみられないという欠点がありましたが。
 でも、このクリーニングの実演って、昔からありましたっけ。鉄腕ダッシュで化石発掘の企画があった際、クリーニングの風景を結構流して、印象に残っていますが、こうした影響なのですかね。昔趣味で、化石のクリーニングをしたことがありますが(貝化石ですが)、楽しいは楽しいのですが、見て楽しいのかな?


 で、茨城県自然博物館ですが、なかなか家族で行くにはおすすめの館です。お盆ということもあり、混み合っていましたが、みな大きなクーラーバックをもっていて、併設されている野外観察園でのピクニックがてら、という感じでした。ピクニックをメインに、暑いとついてに館内ですずみながら展示を、という感じでしょうか。
 ここも10年ほど前に行ったのですが、その際、展示物を拡大した模型がたくさんあり(100倍サイズのミジンコとかミミズとか、繊毛もはっきり見えます)、うーん、こりゃなんだ、という印象だったのですが、子ども連れで行くと、こうした展示物が、子どもたちに説明したり、印象を与える上ではよくできていることがわかりました(息子は100倍拡大のミミズが一番印象にのこったようです)。一緒に行く相手でも展示の見方が変わるものだと、変なところで勉強になった一日でした。