ウニのシーズン

東北地方はウニ漁の時期です。以前、口開けのニュースがあったのですが、紹介の機会を逸したので、本日紹介まで。

児童がウニの殻むき体験/八戸
 八戸市の大久喜小学校(高橋芳久校長)は七日、近くの大久喜漁港でウニの殻むき体験学習「しおかぜ遠足」を行った。曇り空だったが風はなく、児童は地域の人たちから上手なむき方を聞くと、丸みを帯びた身を取り出し、味見をしては「おいしい」と満足そうに話していた。
 殻むき体験は「ふるさと大久喜」をテーマにした総合的な学習の一環として実施した。南浜漁協の大久喜、法師浜漁業生産部会がとれたてのキタムラサキウニとバフンウニ約三百キロを準備。八十三人の児童は生産部会の女性メンバーから器具の使い方を聞き、とげに注意しながら上手に身を取り出した。昼食の時間には、持参したお弁当の上に自分たちで取り出したウニをのせ、おいしそうにほおばっていた。
(後略)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0607/nto0607_14.asp

こちらのウニ漁はアワビと同様、船上から箱メガネと竿を使って採ります。口開けと呼ばれる漁の解禁時間が数時間設定され、その間だけ漁ができます。口開けはシーズン中数日という短いものです。この船上からの磯漁は東北の特徴的な漁法でもあり、一度実見したいのですが、なかなかタイミングがあわず、残念ながら見たことがありません。でも収入に対する時間労働を考えれば、へらへらと調査に行くのもちょっとはばかられるような気もしますが。
で、この記事ですが、そうした短い時間の真剣作業を紹介するにはちょっとほんわかしたものなのですが、私も田舎ではウニが採れ、子供たちにはけっこうお目こぼしがったので、よく海水浴ついでに採っていました。そしてこの取り立ての生うにを海水に浸けて食べるのがウニの最高の食べ方と信じています。この子たちもきっと同じ感想をもったに違いないと思い、紹介まで。