青葉祭りのすずめ踊り

ちょっと旧聞ですが、4月27日づけの記事です。先般紹介した、すずめ踊の練習開始という記事で、まさに仙台市内はすずめ踊り一色という具合(かと、実行委員会の人々は思いたいのかも知れませんが、)です。

「すずめ踊り」練習始まる−−仙台 /宮城(毎日新聞
 杜の都の春を彩る「仙台・青葉まつり」が来月16日、開幕する。徐々に祭りムードが高まる中、仙台市青葉区の百貨店・藤崎では27日から、新入社員が名物「すずめ踊り」の練習を始めた=写真。
 すずめ踊りは仙台城の完成を祝い、堺の石工が即興で披露したのが始まりとされる。祭りでは毎年コンクールが開かれ、同社は01年に金賞を獲得した強豪だ。
 練習は開業前の時間を割いて行われ、この春の新入社員14人が参加。踊り好きの社員でつくる「藤崎すずめ踊り愛好会」の指導を受け、足の運びや手の動きを猛特訓している。新入社員でアクセサリーギフト担当の小山田麻衣さん(20)は「仕事場とは違う先輩の顔が見れて楽しい」と張り切っていた。【赤間清広】(毎日新聞

青葉まつりの由来については、公式ホームページに詳しく載っています。ここを改めて見て知ったのですが、先般東照宮祭礼を紹介した際、仙台祭りが東照宮の祭礼であると書きましたが、明治以降は、東照宮から青葉神社祭礼へと変わり、その仙台祭りが現在の青葉まつりの原型になっているということです。訂正させていただきます。
現在の青葉まつりも、仙台祭り時代よりは規模が小さくなっていますが、山車が出て青葉神社から市内を練り歩くようです。
とはいえ、現在の青葉まつりはすずめ踊りの祭りとして知られています。札幌のyosakoiソーランまつりのように、市民祭りの芸能として広く認知されて入るようですし。私としては、かつての仙台祭り復元を目指すようなまつりの展開をしてもらえれば、ぜひ見たい、人にも薦めたい、となるのですが、それはおいても、すずめ踊りがより活気が出るようになれば、市民祭りとしては、それもありかな、と考えています。少なくともこの記事や、先般紹介した夜の練習の様子を見れば、こうした人達が満足できる場が、仙台にあるということが一番よいことであるように思います。
で、実は勤務の関係で青葉まつりは一度も見たことがないんです。私。今年こそと思って、紹介をして入るのですが、実はその日ワラ草履作り教室の日ということに気が付きました。宵祭りだけでも行きたいなー。