横手旭岡山神社のぼんでん

豪華な頭飾りで知られる秋田県横手市の「ぼんでん」が17日、勇壮に繰り広げられ、男たちは市中心部から郊外の旭岡山神社を目指した。
午前10時ごろ、町内会や企業が作った高さ約4メートルのぼんでん35本とえびす俵6基、小中学生が担ぐ小若ぼんでん21本が、市役所前に集結した。今年は干支(えと)の猿をかたどった頭飾りが目立った。
市街地を練り歩いた後、雪の残る険しい山道を駆け上がり、先陣争いはさらに激しさを増した。奉納の時には頭飾りがぼろぼろになるほどで、けんかさながらの男たちの姿に境内を訪れた見物客も興奮した様子だった。
横手市のぼんでんは約250年の歴史があり、五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛を祈願する。市の無形民俗文化財にも指定されている。
河北新報2月17日Web版より)

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