八戸のえんぶり

青森県南地方などに春の訪れを告げる国の重要無形民俗文化財八戸えんぶり」が17日、青森県八戸市で開幕した。20日まで。
八戸市と近郊の町村や岩手県北地域から32のえんぶり組が参加。同市中心街で、すべての組がそろって舞う「一斉摺(ず)り」を行った。馬の頭の形に似せた烏帽子(えぼし)をかぶった太夫が、笛や太鼓に合わせ頭を地面すれすれに大きく振る独特の舞を披露すると、観光客から大きな拍手が送られた。
河北新報2月18日Web版より)

これは有名な行事です。一度はみてみたい行事なのですが、なかなか機会がありません。みたのは、利府町にある新幹線車両基地まつりで、八戸新幹線の開業を祝い招待されたものを、ハリケンジャーショウの合間にみただけです。ですのであまり曲調などに印象はないのですが・・・・
ただ、32のえんぶり組があるように、人材難などの問題はあるようですが、非常に力を入れていることがわかり、その活気はみてみたい気がします。
えんぶりそのものは田遊び行事からきており、その名称は田ならし農具の「えぶり」からきている。行事そのものは岩手県九戸郡から上北地方一帯にひろくみられる。(以上民俗大辞典より)