写真新世紀2006

ruger2007-03-01

 仙台メディアテークで開催中の「写真新世紀」を見てきました。写真そのものは好きなのですが、こうして写真展を見るという経験は少なく、本当に久しぶりの経験でした*1
 この展覧会、主催であるキャノンの言葉によると

写真新世紀」は、写真表現の新たな可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的に1991年にスタートしたキャノンの文化支援プロジェクトです。

ということで、単に写真を並べるのではなく、プレゼンテーションとセットで行うコンクールのようです。
 で、みていると、多くの写真が(たぶん)レタッチをしているのですね。コラージュのような作品はわかりやすいのですが、見ながらこれはいじったのか、そういうように準備をして撮ったのかよくわからないものもあるので、たぶんですが。で、これは写真なのでしょうかね?現代美術の世界も正直よく理解できない私にとっては、このあたり、写真もいじり出すとそれは写真なの?という気になってしまいますが、どうなんですかね。まぁ、そんな頭の固いことをいわずに見れば、これはこれでなかなか楽しい展覧会だったと思いますが。公募展だけにバラエティに富んでいて、なかなかおもしろかったです。


 もっとも、結局しげしげと見ていたのは手製と思われる文字パネルのデザインとか作り方とか…、こういうのって美術系のほうがおしゃれでいつも勉強になるのですよね。>なにをやっているのか。
(写真は、全然関係なく、田代島の岸壁にあった作業小屋です。意味はまったくありません^^;)

*1:あ、前回も今回もたまたま歩いていていたらという感じで見たので、敢えて見に行くという経験は無いのですが^^;