リアスのゆりかご展

　もろもろのスケジュールを勘案したところ、今日しかないということで、気仙沼にあるリアスアーク美術館の企画展”リアスのゆりかご”展を見に行ってきました。
　船をテーマにした展示で、船から、船大工用具、信仰用具などが扱われています。そう、私の好みにピンポイントで重なるので、どうしても見たかったのですよ。特に船大工用具を整理していることもあり、しげしげと眺めてきました。
　展示としては、担当のＫさん曰く、”美術館だから、ああいうすっきりしたのもいいでしょ”という言葉のとおり、私が展示をすると量を求めて、ごちゃっとするところを、資料を厳選してゆったりと展示しています。また、解説パネルにかならずイラストが入っていて非常に見やすいのも印象的です。イラストによる解説は、諸処でもその効果が言われていますが、この展示でも効果的に使われている印象でした。これが資料の少なさ*1を補っている印象です。
　ということで、いろいろな意味で勉強になる展示でした。２１日までということで日がありませんが、ご興味のある方どうぞ。
（本日の運転距離　３３０ｋｍ）

*1:こういう発想だからごちゃっとした展示になってしまうのですが