トド漁碑

 釜石市両石地区で見かけました。なんでも昭和明治の大津波までここではトド漁が行われていたとのことで、主として湾内に入り込んできたトドを狙っていたようです。写真はその供養碑となります。最近、民俗の研究では動物供養費に関する研究に人気がある気配ですが、さすがにトド漁の供養碑は珍しいのでは。
 ちなみに、この隣には平成元年建立の鮭の供養碑も立っています。港を見下ろすちょうどよい場所なのでしょうね。
 で、その後なんとなく道すがらの石碑を見ながら運転していたのですが、津波の記念碑の多いこと。まぁ、すべての浜が被害を受けているので当然と言えば当然なのですが、押しなべて国道沿いの一目につき安いところにあるというのが印象的ですね。
 以上、ドライブの雑感でした。