商店街のひな祭り

　３月３日はひな祭りなんですね。一応、娘を持つ親なのですが…すっかり失念していました＞つっこみをどうぞ！
　で、所用で自宅そばの商店街を歩いていたら写真のような企画をやっていました。建物は蔵作りの元薬屋さんで、最近はこうしてギャラリーとして開放しています。お姉様方中心にかなりの人出で、それほど大きくないスペースが立錐の余地が無い感じでした。更には近隣の幼稚園、保育園の子供たちによる手作り雛も飾られていて*1、週末まで開催の間、かなりの人が立ち寄るのではないでしょうか。いつもは地元の小さな商店街ですが、少し着飾った人が続々と歩いてくる様子に、ある種の感動がありました。
　仙台市では景観重要建築物というかたちで、こういった古い建物を登録、保存していこうとしていています。こちらの旧仙南堂薬局さんはそれを積極的に利用していこうという立場のようで、なんどかマスコミにも紹介されています。この景観重要建築物、登録文化財同様認定されたからと言って何？という面もあるのですが、こうして積極的に建物を売りにして人を集める機会が造れるという面では評価されるべきでしょう。
　この企画、昨年あたりからやっていたようで、道すがらのポスターには「今年は」として、もう一見の古い蔵（仙台市で現存最古らしい）でも同時開催しているようです。徒歩数分の県内で複数開催していると、人の流れもできますし、地元にとってもプラスになるのではないでしょうか。これでもう少し商店街が、ひな祭りを盛り上げる感じになると、点から面に展開して、更によいような気がしますが。

*1:当然のことながら、うちの子たちのもあったのですよ。お父さん知らなかったよ＞少し親ばか