唐桑へ

ruger2005-10-13

 久々に遠距離の出張です。何度も行っている唐桑ですが本日はえらく運転に疲れました。たぶん昨夜の日本戦の影響だと思いますが…^^;
 業務は資料の受納です。もともと非常に貴重な資料を寄贈いただけるという約束をいただき伺ったのですが、ついでに、ということで納屋や蔵の中のものもいただけることに。
 その中には、うちの館にはなく、かつ求めていた資料まで含まれており、自分としては当初の資料よりも大興奮で蔵あさりをさせていただきました。
 今回の寄贈いただいた方は社会教育に関わった経験がおありで、博物館の資料収集にご理解があったので、いろいろとわがままを言わせていただいたのですが、こういう作業はかなり気を遣います。
 というのも、博物館の場合、収蔵スペースの関係もあり、常にいただける全ての資料をいただくことができないというジレンマがあるためで、歴史的にも貴重なものは無理をしてでもいただくこともあるし、館にこれまで収蔵していない資料についてはお願いするのですが、既にある資料についてはどうしても慎重になります。その場合、これまで収蔵した資料との違いや地域との関わり、そのお宅の特徴を示す資料等々、考えることがたくさんあり、しかもその場での判断が必要になるためで、精神的にも疲れる作業になります。
 なにはともあれ、上記のように、本日は期待以上の資料を寄贈いただくことができ、疲れも吹き飛ぶ一日ではありましたとさ。
 さー、ビールを飲もっと。