オクサレジマ

 本日の調査で、求めていた某資料が、800年前に流れ着いた先が、その集落の浜の先にある”オクサレジマ”だそうです。そのため、今でもお祭りでは、御輿を浜から舟に乗せて、オクサレジマを目指す、という儀礼を行っているとのこと。
 こうした儀礼の形態が主要な調査だったのですが、それ以上に、この名前。即座に思い浮かんだのが某映画のオクサレガミですかね。あっ、あれも名のある水神様だったな〜、関係あるのかしらん?いや、ないよな〜^^;
 そうそう、ここの神社には、その800年前に漂着した舟の破片が御神宝としてのことされていて、見せてもらいました。なんでも、この舟を削って飲むと万病の薬になるとか。そのため、徐々に削られてしまい、いまではごくごく一部が残されているとのこと。
 今はやりの年輪年代法を使うと、材の時期はわかるのかな〜、本当に鎌倉時代の舟材だったら、興奮するのだけど。まぁ、それ以上に万病の薬、というのがたまらなく興味がひかれます。そんな話って結構あるのかな〜???