藻塩焼神事

 所用で、塩竈神社に行ったところちょっとひっそりした雰囲気。何かなと思い、塩竈神社博物館の友人に聞いてみると、「これから藻塩焼きですから」とのこと。
 しまった!
 この神事、毎年7月4日から6日まで行われるもので、初日にホンダワラを刈り、翌日に海水を汲み、そして、最終日にこれらを使って、塩竈神社末社御釜神社にて神主の手により塩を作る、というものです。非常に古風な製塩の方法を今に残しているとともに、塩竈の由来伴った神事であります。
 宮城に来て以来、ずーっと見たいと思い続けており、本日も、ちょっと待てば見られたのですが、午後は本庁に行く予定を立ててしまったため断念。
 よく考えると先週、神社に行った際に、その話をしていたのにも限らず、すっかり失念していました。
 来年は、調査のためにお供船を出すかもしれない、ということですから、”絶対に同乗させてください”とお願いして、神社を辞すことに。