地震のおかげ

 昨年の新潟中部地震、博物館業界でもいろいろと苦労されたというので、心配していましたが、昨日こんなニュースがありました。

新潟中越地震>破損の縄文土器から新発見
 新潟県中越地震で、同県長岡市の県立歴史博物館(小林達雄館長)では、転倒した縄文土器6点が破損した。そのうちの縄文中期の土器「賀曽利式土器」の一つから、転倒による衝撃で新たな発見があった。見つかったのは、転倒の衝撃ではがれた表面の下に施されていた縄目模様で、博物館では近く、この土器を地震の“副産物”として展示する予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000045-mai-soci

 なかなかちゃんとしている土器を壊すという機会はないのでしょうから、災い転じて、ということでしょうか。こういうニュースは印象に残りやすいでしょうから、すぐに行こうというよりも、長岡まで来たのだから例の土器を見てみるか、なんていう需要が生まれまるような気がしますが、どうなんでしょうか。
 今度新潟の友人にあったときに聞いてみようっと。