小正月

ですね。各地でニュースが流れています。
まずは秋田から象潟町小正月行事

子宝願い「嫁つつき」/象潟町で上郷小正月行事
 国の重要無形民俗文化財に指定されている象潟町の「上郷の小正月行事」が15日、本番を迎え、この日は各集落で「サエの神の小屋焼き」などが行われたほか、大森地区では子孫繁栄を願う「嫁つつき」が行われた。
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050116f

豊穣を願う嫁つつきは、東北各地で行われていた行事ですが、これは今も行っているのは珍しいですかね。
 続いて、青森からは田植え餅つきです。

衣装鮮やかに「田植え餅つき踊り」 青森・東通
 青森県東通村の各地で15日、小正月の伝統行事で県の無形民俗文化財に指定されている「田植え餅(もち)つき踊り」が行われた。カラフルな衣装をまとった地区の女性たちが家々を回り、豊作と家内安全を祈った。
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/01/20050116t25003.htm

 小正月行事は農業関連の行事が多く、田植え踊りなどが行われます。
 で、農業だけではなく漁業も、というの行事がこちら、岩手のするめっこです。

家々を回り豊漁祈る 釜石で「するめっこ釣り」
 岩手県釜石市平田の尾崎白浜地区に伝わる豊漁を願う小正月行事「するめっこ釣り」が15日行われ、地元の小学生や保育園児ら12人が、漁師にふんして家々を回る独特の習わしを披露した。
 するめっこ釣りは、子どもたちがイカの模型をつるした釣りざおを持って民家を訪問。玄関先で家主に「するめっこ、釣らせでけだんせ」と呼び掛け、イカを釣り上げるポーズを繰り返す。

この他、ニュースで取り上げられているのは、岩手県吉浜のスネカや野田村のナノミなどがあります。これはナマハゲと同様、神か訪れるという行事になります。
 新聞から拾っていますので、指定文化財が中心になりますが、民俗行事という面では正月よりも小正月の方が盛んだ、ということがわかるここ数日のニュースからの紹介でした。