大利の能舞

 神楽は青森に行くと能舞と呼ばれます。ということで、東通村の能舞もまた3日に行われました。

国の重要無形民俗文化財に指定されている「下北の能舞」の一つ、東通村大利の能舞が三日夜、大利地区ふるさと伝承館で行われた。地区の人たちは夜遅くまで勇壮な舞を楽しみながら、新年を祝った。
 演じたのは大利敬神団の青年たち十二人。色鮮やかな衣装をまとい、昨年暮れから練習を重ねてきた「鳥舞」「篭(かご)舞」「翁(おきな)」など九演目を披露した。
 能舞は約五百年前、この地に伝えられたといわれる。現在も村の十四の集落で、正月や小正月に悪魔退散、家内安全を祈って演じられている。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0103/nto0103_9.asp

 東通はさすがに遠く、ちょっと見に行くという距離ではないのですが、かなり熱心に行われているとのこと。やはり見てみたい行事です。
 しかし、宮城あたりではあまり正月に神楽、という話を聞かないのですが、秋田や青森はけっこう正月に神楽を行うようですね。