七五三

塩竈神社の境内

 今年の9月ごろのある夜。夫婦の会話の中で、”七五三って数えだっけ?満だっけ?”といわれ、ここは人生儀礼について調べている旦那としては、即座に”数えだよ”と答えました。
 さて、2000年生まれの息子は…。指折り数えて、今年でした。
 いや、情けない。
 ということで準備をすることに。はたして神社は予約する必要があるのか、写真はどうするのか。やはり服は買わなきゃならないのか、等々、大したことがないようで、考えるといろいろとありました。一番の悩みはどこまでやるべきか、というところでしょうか*1
 結局、七五三の本日である11月15日は平日なので無理ということもあり、結局本日執り行うことに。
 単に写真を撮って、神社に行って、それからおいしい昼飯を食べて、というだけだったのですが、昼ご飯にありつけたのが午後2時、結局一日仕事になりました。
 主役の息子は写真館での撮影が一番大変だったようで、出だしからぐったりモードに突入し、神社の参拝もぐずっていたので、なだめながら連れまわしたという感じでしょうか。まぁ、こういう行事は親の満足の方が大きいというか、自分やヨメのほうが張り切って楽しんだ、という感じでしょうか。

*1:そもそも、現在の七五三行事そのものが民俗か、というと怪しいという面もありますから、どこまで、というのも流行という面があるので、かえって悩ましいものがあります。だいたい、以前調査していた茨城県では、七五三はヒモトキといって、7歳にやるものとされ、結婚式場を借り切って、披露宴以上に盛大に行うものとさていました。こんなかんじで、地域差もあるので、仙台流はどんなものか、などと考えるとさらにとめどもなくなってしまいます。