トチの実

 本日は資料返却で公用車出張でした。もちろん資料を積んで動くのですが、そこにあまり関係ないような、土嚢袋と軍手がありました。資料返却後になにやら寄り道の気配。


 案の定、寄り道です。何かと聞いたら、トチの実拾いだとか。体験教室で使う実を拾うのだそうです。で、ついた場所をみると、確かに丸まるとした、見るから美味しそうなトチの実がごろごろと落ちています。
 唯一の欠点はそれが金網の向こう、ということ。
 はて、同僚達は身軽なことをみせつけんばかりに飛び越えていきます(2mほどの高さですが)。ということで、場所がどこかは申しませんが、ネクタイ姿で明らかにいけない場所でトチの実を拾っていた人をみたら、それが私たちだと思って下さい。


 しかし、このトチの実、これからじっくり時間を掛けてあく抜きです。ものの本に寄れば2週間ほど水にさらす例もあるなど、普通では渋すぎてかじることもできません。ちなみにあく抜きが十分でないけど、ある程度仕込んだトチの実を食べても、舌が麻痺するほどの渋さです。生で食べると…、などと想像しながら拾いました。見た目は美味しそうなのですが。