白瀑神社例大祭

 御輿の祭りを報告していたら、昨日秋田県でこんな祭りも行われたようです。

滝つぼで「わっせ、わっせ」/八森の白瀑神社例大祭
 八森町の白瀑神社例大祭が1日行われた。白装束の男衆が、神社裏手の滝つぼにみこしごと入り、「わっせ、わっせ」と威勢のいい掛け声で、盛んに水しぶきを上げていた。
 同神社は1000年以上の歴史を持つが、「みこしの滝浴び」の始まりは戦前。あまりの暑さに耐えかねた男衆が、奉納するみこしを担いだまま滝つぼに飛び込んだのが起源とされる。
 みこしは早朝から町内を一巡し、奉納のために午後1時ごろに神社に到着。そのまま滝つぼに入り、男衆が腰まで水につかりながら、17メートルの高さから流れ落ちる水しぶきを浴びて滝つぼを1周した。
 みこしの滝浴びは家内安全、商売繁盛などを祈願するとともに、「みそぎ」の意味も込められているという。
秋田魁新報 8月2日)
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040802e

 あまりの暑さに滝に飛び込んだのが由来、というところがいいですね。浜降りの御輿もいろいろと説明されますが、あんがい起源はこんなところかもしれませんね。数十年で「みそぎ」の意味が込められていますから。