岩ガキ漁解禁

岩ガキの素潜り漁が解禁だそうです。

夏の味覚、天然岩ガキの素潜り漁解禁/由利沿岸
 夏の味覚、天然岩ガキの素潜り漁が4日、由利沿岸で始まった。解禁初日は好天の下、象潟漁港や金浦漁港などで次々と水揚げされた。浜値は1個280円前後と、例年よりやや高め。漁は8月末まで行われる。
 象潟漁港からは午前8時、約70隻が一斉に出港。漁師たちは水深5―10メートルまで潜り、3―4個ずつ固まって岩にへばり付いた岩ガキをはがしては船に引き揚げた。大きさは殻の長径が約10―15センチと例年並みという。
 県漁協南部総括支所は資源保護のため、漁獲量を自主規制し、1日1人200個を上限としている。割当量を採り終えた漁船は、午後3時ごろから帰港。岸壁で漁師らは「カキおこし」と呼ばれる鉄製の棒で殻同士がくっ付いた固まりをはがし、1個ずつ分けて箱詰めしていた。
(2004/07/04 19:58)秋田魁新報
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040704i

日本海側の人たちはカキは夏が旬だそうで。秋田出身の同僚にいわせれば「それが当然」だそうです。残念ながらまだ食べたことはありません。仙台でも売っているのかな。
素潜りというのは、潜水用具を使わない漁だと思います。西日本ではアワビなど磯物漁で素潜りをしますが、水温の関係もあり、こちらでは専ら竿を使う船上からの漁が中心です。そのなかで、さすがにカキは岩から引き剥がすので素潜りは主流なのでしょうか。まあ、夏の漁ですから水温などの条件もよいのでしょうが。
食べるだけではなく、一度、漁そのものも見に行ってみたいものです。