政治家の発想

ネットの記事でおもしろかったので。高知県知事橋本大二郎氏のブログ(っていうのがあるそうで、情報源はookatouさんのブログ、こちらです)から

興味のある話題は、いくつもありましたが、その中で、特に「へえ」と思ったのは、魚の生年月日が、わかるようになってきたいう話でした。
(中略)
 この研究の目的は、いつの時期に漁をするのが一番いいかを、見きわめるためですが、魚の誕生日が簡単にわかるのなら、何か別の話題づくりにも、使えそうな気がしました。

県の試験場の職員との懇談で、たぶんいろいろと「私はこんな研究をしていて、こういう成果があがりました」なんていうことを順番に述べていたのでしょうか(自分に経験がないので、想像ですが)。で、キビナゴの誕生日がわかると聞いて、一言、「何か別の話題作りにも使えそうな気がしました」だそうです。
さすが、生粋の政治家ですね。話を聞いて、「予算を付けるから研究を拡充しよう」とか(たぶん自分がそんなプレゼンをすれば、そういう答えを期待すると思うのですが)、そういう発想ではなく、「別の話題」といくところがすごいですね。たぶん、日々のいろいろな生活のなかで、常にそういうことを考えているのだろうな、ということが垣間見えるような気がします。
 で、私が知事なら、「同じ月に誕生したキビナゴを彼女へのプレゼントキャンペーン」とか。
 あ、だめですね。私に政治家は向いていないようです。