宮城資料ネット

「散逸防げ」歴史資料1万点DB化 宮城資料ネット
昨年7月の宮城県連続地震の際、被災地で古文書などの保全活動に当たった「宮城歴史資料保全ネットワーク」(世話人代表・平川新東北大教授)が、文化財の被災状況調査結果をデータベース(DB)化し、被災した鳴瀬町など5町の教育委員会に寄贈した。災害による民間所有の文化財散逸を防ぐ、県内では初の「文化財救出活動」。同ネットは今後、災害危機管理として、行政と連携した文化財の所在リスト作成を進めるという。
 宮城資料ネットは日本史、考古学などを研究する大学教授、学生らのボランティアグループ。東北大、東北学院大、宮城学院女子大などから約50人が参加している。
 DB化したのは鳴瀬、河南、鹿島台、矢本、南郷の各町で実施した被災状況調査の結果。民家に保管されていた古文書、掛け軸など歴史資料約1万点について、被災の有無や現状、資料の内容などの情報を盛り込んだ。

えっと、昨年の自身がらみで興味深い動きです。
あくまでもボランティアということで活動を開始しましたが、斉藤家の近代文書1万点を東北大学に寄贈するなど、単に資料保全だけではなく、資料の掘り起こしという点でも大きな動きになっているようです。
で、このDBは公開されるのでしょうか?
次のステップなんですかね。