弓射神事

古式ゆかしく「弓射神事」−−温海町小国で /山形(毎日新聞
 五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する伝統行事「弓射(ゆみいれ)神事」(町無形民俗文化財)が7日、温海町小国で行われた。雪上の矢場で、かみしも姿の若者たちが片肌を脱ぎ、古式ゆかしく矢を放った。約400年前から同地区の「小国八幡宮」に伝わり、3年に1度行われる。第二次大戦時期に途絶えたが、58年に復活、保存会(五十嵐和一会長、30人)の手で受け継がれている。
 雪交じりのあいにくの空模様になったこの日、居住まいを正した若者たちは、27メートル先の的に向け、次々に矢を放った。厄を払う鏑(かぶら)矢が、「ヒュー」と小気味よい音を立てて飛ぶ「天射(あまくり)」で始まった「奉射的(ほうしゃまと)の式」=写真=では、神官から的中した合図の「アターリー」の声が上がるたび、詰め掛けた約100人の観客から一斉に歓声と拍手が起こった。【長南里香】(毎日新聞

ぜんぜんノーマークの行事でした。茨城で調査をしていたころ、「オビシャ」という名の弓射行事が結構見られたのですが、私のいる宮城では聞いたことがありません。五穀豊饒の占いとしては結構ひろくあってもよいのかな、と考えれば山形にあっても不思議はないのですが。
ちょっと気になります(どこが、という突っ込みは不可)。