つつこ引き

 福島県北地方に春を告げる風物詩「つつこ引き祭り」が7日、福島県保原町で行われた。80人の男衆が重さ800キロのつつこ(わらの筒)を担いで五穀豊穣(ほうじょう)を祈願。寒さの中、威勢のよい掛け声が広がった。
 下帯姿の男衆が直径1メートル、長さ2メートルのつつこを引っ張り合うという、280年の伝統を持つ奇祭。わらの中にはふかしたもち米が入っており、引っ張られる間に、もちが出来上がるという仕掛けだ。
河北新報

久々の行事報告です。福島県のつつこ引き行事、私も今朝の新聞を見るまで知りませんでした。わらじ引き行事に近い印象ですが、もちができあがる、というのがなんともいえず、ほほえましいやら、興味が引かれます。