大原の水かけ祭り

 岩手県大東町大原で11日水かけ祭りが行われた。火防と厄よけの行事らしく、東北地方を中心に全国から205人の男が参加して、通りを駆け抜け、沿道より水がかけられたとのことである。
 基本的に米川などの行事に近いようだが、沿道の人が水をかけるだけなので、走る男たちがどうこう、というわけではない。やはり、数千人の人が見学に訪れたとあるので、見るには楽しい行事のようである。たぶん、博多山傘の追山に似ているのかもしれない。しかし、楚民祭などにも通じるかもしれないが、東北地方はこの時期裸の男が関わる行事が非常に多いという印象ですね。やはり寒さが厳しい中で、精進するという感覚が生み出しているのかも知れませんが、いや、見る方でも寒いのに、とも思ってしまいます。