細倉鉱山跡の利用

ruger2008-05-06

 家族旅行というやつで玉造・栗原方面へ。
 で、ヨメの希望もあり本日は細倉鉱山跡地をうろうろしました。この一帯は、3月にも行っていて、そのときから気になっていたのですが、本日は天気も良く、子連れということでまた違ったかたちで楽しみました。
 ここには、鉱山の廃坑を利用した「細倉マインパーク」を中心に、旧鶯沢町の観光・文化施設がいくつか集中しています。また、映画のオープンセットを利用した旧社宅もあり、連休中ということもあり結構にぎわっていました。鉱山跡の活用では、マインパークのように廃坑を見学路として整備するのが一般的ですが、ここでは、それ以外の施設も含めて活用し、それが映画のオープンセットになったことで、新たな客層を引き入れたという感じです。町全体も電線の地中化などをはかっていて、雰囲気も良くなっています。細倉マインパーク自体も、鉱山資料館というよりも、子ども向けの洞窟探検を前面に出しているので、大人にとってはどうかと思いますが、子ども連れには楽しめます。
 欲を言えば、せっかく昭和の雰囲気が見られる、という付加価値が付いたのですから、このラインで、町全体を人気の昭和の雰囲気にもっていけると更に珍しい場所として展開できるのでは、と思うのですが*1。今後の展開が気になる場所ということで、どんな展開があるのか見ていきたいものです。

*1:もっとも、昭和といっても長いですから、細倉マインパークの売店なども昭和の雰囲気といえばそうなんですが…^^;