大ロボット博

ruger2007-12-09

 せっかく東京に出たので、何か一つ展覧会を、と考え科博へ。
 ガンダムやらアトムやら、アシモやら各種「ロボット」なるものが並んでいるというので、子ども連れには最適な展覧会です。
 この展示も、えらく金がかかっています。会場内には随所に有名人のエッセイのパネルがならび、ロボットが動き回り、プラモデルが展示され、なかなか見どころは満載でした。個人的に、一番ありかなと思ったのは、展示の音声ガイド、このナレーターを某女性タレントがやっているというものです。まぁ、ファン以外はどうかな、という面もありますが、雰囲気が合った(と考えられる)タレントさんにやってもらうと売り上げなどにも好影響があるのではないでしょうか*1
 ただ、人が集まっている分、じっくりと展示を見る、という雰囲気ではないので、エッセイを読むこともままならず、何がどうロボットなのかはよくわからず、という展覧会でもありました。というよりもこれって、学芸の人が関わるというよりも、イベントとして外部の人が主導して構成している印象ですね。自然系の展示は、私のような人文系とはちがった展示スタンスがありますが、さすがにここまで行くと議論があるのではないのかな、という感想を持ちました。
 個人的にはこの展覧会とともに、新館(地球館と名付けられたらしい)完成後の常設展示を見てみたかったのですが、移動時間の関係でかなわなかったのがちょっと残念です。また、1日かけて来てみたいですね。

*1:その増加分がギャラと見合うかは不明ですが^^;