春祈祷本番

ruger2006-03-12

 本日が祈祷の本番です。朝5時半に集会所に集まり、オヒマチと称する日の出とともに行う神事から始まり、夕方6時過ぎまで集落の東から西に向かって一軒一軒魔除けの祈祷をしながら移動していくことになります。
 こうした獅子頭を中心に一団となって集落を巡っていく姿はなかなか壮観です。が、よく見てみると、そうした本隊と別の人の動きもあります。獅子を向かい入れる際は、舞手に料理などを振る舞うのですが、その準備を手伝う女性たちの動きです。東の方のシンセキから順に、手伝いに歩いています。
 また、もう一つの動きが。親戚の家で接待を受けるシンセキの年配の男性です。こちらは、事前に親戚の家に行き、居間などで相伴しながら、家族とともに獅子の到着を待ち、獅子を見送り、しばらくいると、次のシンセキのお宅へという感じで動いています。一日中歩き回る獅子舞をする若手たちも大変なようですが、まさに地域をあげてということが実感できる行事でもあります。