消防訓練
本日は職場の消防訓練です。文化財防火デーが1月26日ということで、その近辺で全国各地の文化財および文化財収蔵施設にて消防訓練が行われます。
このくそ寒いのに、という気がしますが、そもそも防火デーが法隆寺の修復作業にて、寒さにストーブを焚きながら作業をしていたらそのまま燃えてしまった、ということを契機に設定されたものですから、やはり寒さを実感しながら訓練をすることに意味があるということです。
とはいえ、博物館学芸員というのは基本的にあまり異動のない職場ですので、どうしてもマンネリになりがちです。今年の担当者はそのあたりをよく理解していて、従来と違い、出火予定場所を本番まで明かさないという方針をとりました。
初期消火班である私は、訓練の警報を受けても動き出すことはできず*1、消化器を片手に、延々待ち続け、ようやく出火場所が判明。走って現場へ急行。
そこには、見事な”発火場所”の札が立っていました。
ナイス!
と思うとともに、そこまでやるかと脱力し、思わず写真を撮ってしまいましたとさ。>いいのか、そんな心構えで、などとつっこみをいれつつ、いろいろなポーズをとりましたとさ。>オチなし
*1:当然、他の担当の諸君は、お客さんの誘導などなどの仕事をするために走り出しています