カキの浄化

 昨日の日記に、カキは一日浄化してから出荷、という話を書いたところ、タイミング良く本日の河北新報に関連記事が
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/12/20051211t12025.htm

生食用むき身カキに関する宮城県の指導指針に対し、一部の生産者が反発している。指針は、食中毒の原因となる海水中の大腸菌などを減らすための「人工浄化」措置の有効性を疑問視し、海水の水質検査の結果を重視しているからだ。生産者は「人工浄化は有効な手段。指針はカキの出荷の支障になっている」として見直しを求めている。

 カキの場合、食中毒が発生するとしゃれにならないので、指導も厳しくなるのでしょうが。宮城の場合、カキは水産物の中では非常に大きな位置を占めますから、万全を期す必要があるのでしょう。ただ、昨日見た志津川のカキ剥き施設も結構な規模でしたし、漁協を始め地域ではかなりの投資をしているようなので、指導する県の側にも腹の据わった対応が必要ということなんでしょうね。