どっちが田舎？

　帰省中、学生時代の友人宅に招待されました。場所は北総線の終点です。実家より４０ｋｍほど離れていますが、途中の渋滞込みで約１時間半の距離になります。
　いや〜、自然が豊かです。いわゆる新興住宅地になるのですが、北総ならではの谷地の広がる丘陵地帯に住宅地が開かれているので、谷地部分を中心に雑木林が鬱そうと広がっています。友人の自治会ではこの雑木林でカブトムシを育てているらしく、この夏は大量のカブトムシが、木々に群がっているとのこと。子どもたちも含めて散歩をしていると、地元の子どもたちが、あそこにまだカブトムシがいる、というので、行ってみるといましたいました。
　ムシキング好きの息子、売っているカブトムシは見たことがありますし、叔父（義弟）が獲ってきてくれたクワガタを飼ったりもしているのですが、樹液に群がるカブトムシを見るのは初めて。大興奮です。
　ヨメとも話しているのですが、４歳の息子はそろそろ自分で家を飛び出して、日が暮れるまで遊びに行く、ということをしてもいい年のはずですが、このご時世、なかなか行ってこいとも言いにくく、遊ぶならマンションの敷地内でね、と教え込ませています。こちらの子どもたちは、皆自転車を駆って、公園で遊んだり、雑木林で遊んだり。近所のおじちゃん、おばちゃんが皆知り合いで、声を掛けてもらいながら遊べてうらやましい限りです。
　仙台という街も、コンパクトですし、都会にしては環境も良く住みやすいとは思っていますが、こういう環境で子どもを育ててあげると、さらによいだろうに、とつくづく感じてしまいました。