ムシホヤ作り

ruger2005-08-17

 今回の調査はとあるお宅があつめた民具の整理と、その資料にまつわる聞き取り調査となっています。で、4日目、ようやく民具整理に目処が立ってきたため、聞き取りへと出発です。
 最初に行ったお宅では、屋外で作業をしているところだったのですが、お願いしてみると、快く話をして頂けることに。なんでもムシホヤの作成中とのこと。黙々と大量のホヤを剥いているので、話し相手にちょうど良いということだそうで。
 途中、剥きたての生ホヤをいただき、新鮮なホヤのおいしさに感動してみたり、おじゃまになっている気もしますが、話を伺いつつ、ホヤ加工の作業を見学させて頂きます。
 ムシホヤ、蒸すと書きますが、実際には茹でホヤのことで、生食に向かない小型のホヤを半分に切って茹でたものです。冷凍すれば保存がきき、またホヤ独特の生臭さが小さくなるため、最近人気の加工法とのこと。
 実際、志津川滞在中に何度か頂き、そのおいしさはわかっていましたが、ここではゆでたてのムシホヤもごちそうになると、そのおいしさはすばらしい、の一言です。さて、この調査で何個分のホヤを頂いてしまったのでしょうか。
 写真は茹でる直前にホヤを水洗いしているところです。この日に加工したホヤの6分の1くらいでしょうか。
 いや〜、おいしかった。
>あ、ちゃんと所期の調査もはたしたのですよ。一応、補足まで^^;