あぶくま洞

ruger2005-08-07

 キャンプ二日目、東京組と仙台組がいる我々のキャンプ集団では、なにか観光しなくてはならず、福島のキャンプサイトからどこに行くかが問題となりました。その中、一人が”近くにあぶくま洞があるから行こう!”とのアイディアが出され、そのまま決定に。いや、ここから50kmほど東京よりなんですが…、まぁ、東京組にはちょうどよいか。こちらのほうが近いのだし、と納得して本日の計画が決定。
 午前中は海水浴、定番のスイカを食べてからキャンプサイトを撤収、昼食を挟んであぶくま洞に出発です。
 阿武隈山地の大きさを実感するような道を抜けて、1時間、ようやくあぶくま洞に到着です。こういう場所は大好きなのですが、なかなか行く機会がなく、ちょっと期待しての見学です。ものすごい、絶壁のような坂道を登ると、まさに石灰岩の絶壁が広がり、その景観だけでも圧倒されます。かなり気に入ったかも。
 正しい鍾乳洞ですので、夏でも15度のここちよい洞穴を堪能できます。中も見応えがありますし、もう少し公開ゾーンが広いとよいのでしょうが、公開から30年近くたっていることもあるのか、どうしても鍾乳石が汚れてきています。このあたりのバランスは難しいですよね。途中解説にもありましたが、発見当初は白亜の造形だったとか、そういう鍾乳洞を見てみたい気もしますが、難しいのだろうな〜、ケイブクラブにでも入るとできるのかな?
 で、帰り道、仙台組の友人が一言、”冬でも15度なんだよな。行ってみたいと思わない”。うーん、是非厳冬期に行ってみたい気がします。ただ、あの絶壁を登る、それ以上に下りるのはかなり勇気がいるような気がしますが…


 ということで、清く正しい夏休みはおしまい。さて明日から働きますか。