夏祭りすずめ踊り

ruger2005-07-30

 仙台駅東口振興のため?開催されている夏祭りです。最近娘がすずめ踊り好きなので、ちょっと見学に。
 沿道には出店が立ち並び、ビールを片手に踊りを見るには最適です。何よりも出店が、いわゆる祭りの出店と異なり近在の店店が思い思いの商品を並べているところがなお良く、なぜか山道具屋も出店しています。もちろん山道具を販売中。そういう突っ込みどころもありますが、たこ焼き一つ取っても店の選びがいがあり、楽しめます。あっ、もちろん踊りも楽しみましたよ。
 祭りの規模も年々大きくなっているようですが、こういう地元感、是非維持してもらえればと思います。
 しかし、こういう祭りっていわゆる市民祭りなどと呼ばれるカテゴリーなのでしょうが、仙台のこういう祭りはどんどんボランティア化が進んでいて、行政や半行政(商工会)などの姿が消されていっているように思います。以前調査したことのあるこうした祭りも、当初は役場と商工会の強力タッグで開始し、10年ほどで崩壊した後、ボランティアを中心とした実行委員会による運営となり隆盛した、ということがありました。
 これは、地域の行事創造の一つの流れと言えるのかもしれません。ただ、今回目に付いたボランティアスタッフ、特定のということはないのですが、なんとなくエネルギーがないというか…、精気がないというか…
 あくまでも想像なんですが、仙台の場合、この手の行事が多すぎて、運営面でシステマチックになっているのじゃないかな、という気がしました。あなたは何時から何時までここで監視、次ぎに…という感じできっちりと仕事が決まっている、そういう感じでしょうか。
 たぶん高校の文化祭などがそうだとおもいますが、なにかばたばたする中に作り上げる楽しさ、運営する楽しさがあると思うのですが、一方で、行事の規模が大きくなるほどマスコミをはじめ、チェックも厳しくなり。朝刊にも”今年の祭りはクリーンに”という記事があり、ようするに昨年はポイ捨てが多く、苦情が出たので、今年はきっちりとやります、ということのようです。たぶんあれだけの人出があればお客さんの事まで面倒をみるというのは本来酷なんだと思いますが、そこにも気を配る必要が生じ、その分、運営面できっちりと計画を立てることが求められる。そういう流れができているのではないでしょうか。
 自分の仕事でも、初めて行うとき行事では皆熱心に、それこそ徹夜をいとわずに行うのですが、慣れてくると、力も抜けてこなれてくる分、熱意も下がってくると言うか、そういう感じに近いのではないでしょうか。
 あくまでも想像の話なので、大嘘かも知れません。間違っていたらご指摘ください。訂正、削除させていただきます。メールは別ブログ、”salmoの情報館”の方にあります。もちろん、現行のスタッフが問題だ、ということを言う気も更々ございません。ただ、この流れ、本当にそういう解釈ができるのであれば、そろそろ次の組織化の道筋(ボランタリー以外の)、ないしリフレッシュの方法を考えていかないといけないのではないかな〜、という気がします。ただ、それで新しい企画を、となるとただ肥大化する方向になるでしょうし。難しいところです。