トチの芽

ruger2008-04-13

 昨春連載?したトチの芽シリーズの続編です。
 落葉樹らしく、冬場は単なる棒状になってしまうトチの若木ですが、今年も芽吹いてきました。昨年の経験ですと、このあと葉がひらくと一気に幹が太く長く(高く?)なります。現在1mほどの高さですが、どの程度伸びるのか楽しみです。

西公園の花見

ruger2008-04-12

 仙台もサクラが満開、とのニュースを聞いて、所用先から花見へ。
 ちょうど場所も近かったので、仙台のサクラといえば、という西公園へ。
 残念ながら、地下鉄工事の影響で公園内もだいぶん工事が入っており、植え替えたサクラが多いこともあって、ここが名所?という感じでした。とはいえ、それなりの人でもあり、露天で買い食いを楽しみながら、花見の雰囲気を味わって園内をうろうろと。
 最後に息子が一言
 「花見って楽しいね。でも花を見なかった気がするけど」とのこと。

筆作り

ruger2008-03-19

 久しぶりに筆作りの調査です。技術系の調査はいつもながら聞くと見るとでは大違いというのを実感させられます。本日も、事前の調査や文献で、こんな感じだろうと思っていましたが、実作業を見ると、新たな発見が次々出てきます。
 この仕事、この発見の部分を文字化しないといけないのですが、これがまた難しいです^^;

彼岸の削り花

ruger2008-03-17

 本日から彼岸の入り。仙台・宮城では春の彼岸に削り花を飾る、ということは各種報告でも見られ知っておりましたが、多くの報告が、「以前はやっていた」ということだったので現在はもう見られない習慣だと思っておりました。
 が、友人のお誘いで、彼を案内しながら仙台近郊を1日走り回ってみると、案外現在も飾られているのですね。やはり民俗学が歩かないとだめです。
 久しぶりに行き当たりばったりの調査で、この辺りというところから削り花を見つけては、近くの人から情報を集め、そうこうしているうちに、最後には実際に作って売っていた人にたどり着きました。まさにわらしべ長者的な調査ですね。
 削り花、コシアブラの木を削って作るということで、三陸沿岸に見られる小正月の削り掛けにつながるものであり、そういう意味ですと東日本全体の削り掛け習俗とも結びつくようですが、どうも諸々の情報からは、それほど深くない可能性も。
 さらっとした調査ですが、どっちに転んでも案外楽しいネタのようです。